目で笑う時によくできる目尻のしわを、アメリカでは「からすの足跡」と表現します。このしわも、顔面神経の支配下にあり、眼輪筋という筋肉が作用するためにできるしわです。このしわも放っておくと、くっきりした溝のようになってきます。1本の場合もあるし、4〜5本以上できる人もいます。このしわに対しても、やはりごく少量のボトックスで素晴らしい治療効果が刈待できます。しつけ、美容目的で使われ始める何年も前から、限輪筋はボトックス治療の対象になっていました。限輪筋がぴくぴくと不随意に収縮する病気をご存じの方も多いかと思いますが、この治療に対して認可されていたのです。美容目的で目尻のしわにボトックスを使用する場介には、いろいろ而白い効果を期待できます。「からすの足跡」にだけ打てば、目尻のしわをなくす治療となりますが、広範囲に打つことで、眉毛を上げたり眉毛の形を変化させたりすることもできるのです。これも眼輪筋が、目の周囲をぐるっと円周状に取り囲んでいるためですが、それゆえに間違った打ち方をすると、とんでもない結果が出てしまうことがあるので、注意が必要です。目尻のしわに対して、外科的にその部分の筋肉を切除する方法は過去に発表されていますが、この手術はフェイスリフトなどに合わせて行われます。そうでないと大きな傷が残ってしまうためです。なお、目尻のしわには、クリームやレーザーでは効果はないでしょう。
何のためのダイエット?女性なら美しい体型に、男性ならかっこいい体型になりたいと思っているのではないでしょうか。それなら、ただ体重が落ちるだけでは意味がありません。同じ体重でも、たるみがあるなしによって印象はかなり違いますよね。大切なのは、体のラインをキープして、脂肪を減らしていくこと。体重はあくまでも目安です。そのためにも、全身が映る鏡を、部屋に置いてほしいんです。そして、自分の体のラインを毎日確認しましょう。できれば裸で、前、横、後ろをチェック。自分の目で自分の体をしっかり見てみませんか。体重計にマメに乗るのもいいんですが、食べ物を減らすだけではなく、ちゃんと筋肉もつくように運動しながらダイエットをした場合、最初は脂肪が少なくなるとともに減った体重も、シッカリ筋肉がつくにしたがって再び重くなってきます。そこから徐々に安定していくにもかかわらず、「また重くなった……」とガッカリしてヤメてしまう人も。それはすごくもったいないことです。体脂肪率計もいいんですが、正確に計れない場合もあったりします。その点、鏡で自分の全身を確認するのが一番確かだといえるでしょう。自分を見つつ、どれくらい脂肪を落として、どこに筋肉をつけようか、などとイメージするのって楽しいですよ。
朝食ぬきは体に悪い。大抵の人が知っている知識だ。でも実際に朝食をぬいた人のための食品は増えているし、朝食ぬきの人が減ったという話も聞かない。朝食をぬいている人の本音は、「とにかく、一分でも長く寝ていたい」、そのためには「朝食を用意する時間も、食べる時間もおしい」というものであろう。また、実際問題として食欲がわかないというのもあるだろう。では、なぜ朝食をぬくと体に悪いのかを改めて考えてみよう。まず、午前中の絶対的なエネルギー量の不足である。仕事や勉強の前にエネルギーが入ってこないのだから、エネルギーが不足して体力を消耗し疲れやすくなる。ことに脳は気難しい臓器でエネルギー源として糖質しか利用しない。ところがわれわれの体は脳のために糖質を貯蔵しておく小さな倉庫しか持っていないから、夕食をとってその倉庫を一杯にしたとしてもたかがしれている。にもかかわらず脳は眠っている間にも起きているときとあまり変わらない量のエネルギーを消費し続けるので、朝目覚めたときにその倉庫は底をついている。したがって朝食を食べなければ、即エネルギー不足に陥って頭のはたらきを阻害する。当然、仕事や勉強の効率は悪くなる。そのため、イライラしたり、胃かいようや十二指腸かいようなどになりやすくなる。