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子どもの尻を叩くのは、賢いやり方?

これまで一人がんばってきた子ですから「よし、それならもっとがんばろう!」という気概がわいてくる可能性は、とても高い。そうでなかった場合は「塾に行ってなかったんだから、成績が悪くても仕方ないわよ」と言ってやり、成績が芳しくなかったのは実力がないせいではなく、塾に行ってなかったからだと話をすり替えることが必要になるでしょう。その上で、その子が「やっぱり塾に行かないと、ああいうテストでいい点をとれないんだ。だから塾に行く!」と言い出したら、入塾を検討してもいいでしょう。反対に「あなた、一人で勉強してたんじゃ限界があるのよ、塾に行きなさい!」と親が焦って、一人で勉強を続けようと気合いを入れ直している子どもの尻を叩くのは、賢いやり方だと言えません。

女性たちのナチュラル志向

女性たちのナチュラル志向は、化粧法ではなく化粧品そのものに向けられる。天然、植物、自然。こうした言葉がちりばめられた、肌に優しい材料を使った(と称する)化粧品にことのほか弱い。化粧品そのものに「ナチュラル」を求める志向は、化粧法で「ナチュラル」な肌を追求する志向よりも遥かに強烈で、しかも勢いがある。仮に天然の植物から材料を抽出したとしても、抽出の過程には人工的なプロセスが不可欠であり、手作りでもない限り100%ナチュラルな化粧品などあり得ないはずなのに、女性はそれを追い求める。「ナチュラル」の嵐は猛威をふるい、しばしば女性をミスリードする。この現象は、化粧品の有害性が注目され始めた1960年代から熱を帯び始めた。きっかけを作ったのは、いわゆる黒皮症騒動だ。

遺族によって悲しみの深さはそれぞれ違う

遺族によって悲しみの深さはそれぞれ違うように、喪に服す期間も人それぞれで違ってよい。百か日かもしれないし、一周忌、三回忌かもしれない。「○日喪に服していなければならない」という社会規範にこだわらず、遺族が自由に決めればよいことであり、それを表す言葉としては、やはり「忌中」よりも「喪中」がよいと思われる。たとえば、俗に「逆縁」といわれる、親が子どもを亡くした場合。四十九日が過ぎたからといって、子を亡くした親は元気になっているだろうか。一年経っても、あるいは三年、五年経っても悲しみから立ち直れないこともあるだろう。その悲しみを抱えたまま生きる、生活するということが、その人にとっては大切なことなのかもしれない。これとは逆に、親を亡くした子どもは、直後は悲しむ、か、四十九日が過ぎたころからは悲しみか薄れ、慣れるのも早いという傾向がある。親が子を想うほど子は親を想わないようである。